お洗濯のご相談

2014.05.19

現代おむつ事情


最近耳にすることの多い、おむつなし育児
2014年10月おむつなし育児&布おむつ祭りに出展のお誘いを頂き参加しました。100名ほどの親子づれの参加者で,赤ちゃんを抱いた男性の姿も多く、育メンが増えている実感をしました。
おむつなし育児研究所所長の和田智代さんのお話はとても面白かったです。赤ちゃんと、老人介護におけるおむつは同じで、排泄は人間の本質的喜びを引き出すということ、おむつだけをトイレにしないという言葉が響きました。

「おむつなし育児」って?

おむつなし育児は、新しいことでも何でもありません。
布オムツも紙オムツもなかった昔から、そして現在でも地球上の約半数の人々が、普通にやってきている「人間の赤ちゃんにとっての自然な排泄ケア」です。
日本でも昔から行なわれてきましたが、その智恵が伝承されることなく、途切れてしまっているのです 
 (おむつなし育児サイトより)

 自然育児とは、全くおむつをさせないということでなく、できるだけ自然にさせ、おむつの中でおしっこやうんちをすることを当たり前にしない育児法であり、おむつだけをトイレにしない排泄介助であること。
なるべくおむつの外でさせるようにすることで、赤ちゃんに気持ちよい排泄を導いてあげる。本来おしりが濡れていたり、うんちがついていれば、気持ちが悪いはず。しかし現代の紙おむつは吸収力が高いので、逆にそれが仇になり、赤ちゃんは気持ち悪さに慣れてしまいやすいのです。おむつなし育児はできるだけ赤ちゃんが気持ちよく過ごすための方法であり、間違えやすいですが、いわゆるトイレトレーニングとは異なりおむつを外すことが目的ではないそうです。

 ずっとおむつの中でなく、時々おむつの外で排泄する体験をすると、しっかりためて排泄できるようになるけれど、おむつ だけでしていると自分の体からおしっこが出ている実感がなくなることや、おむつの中ですることが長く続くとトイレでするのが恥ずかしくてできなかったり、おむつの中で大便をすると気持ち悪いので我慢して便秘になる子どもが増えているそうです。

子どもの排泄問題

先進国で子供の排泄が大きな問題というのは衝撃でした。
昔は、1歳半位がおむつはずし期だったのが、どんどん遅くなっている要因は、そもそも布が高価であり、水も勿体ないことと、布おむつが2歳児以上の大きなものがなく頼れなかったのが、アメリカで2歳児以上の大きなサイズのおむつができたことから”おむつ”の時期が長くなり、アメリカではクラスの1/3が、6歳で紙パンツを着用しており、小学校3年生くらいまで紙パンツをはき、そのまま生理になりナプキンを使用するというお話は驚きでした。

お年寄りがおむつになると一気に認知症が進み、はずすと表情が戻り、落ち着かれるという話は介護の現場の方に伺ったことがありますが、いのちにとり、大切な排泄行為がこれほどの状況になっているとは知りませんでした。
おむつなし育児は、近代社会は、トイレ以外のところで排泄物を見るのがタブーになっているのを受け入れ、笑えるようになることが良いところ。生まれて死ぬまで、一生付き合いものだから排泄を楽しもうとのお話に納得でした。

赤ちゃんのおしっこ・うんち考現学・・・和田さんの連載記事

連載の文章中に、大好きな解剖学者の三木成夫さんの言葉についてふれられており、ますます排泄行為に興味を感じました。
赤ちゃんの排泄と内臓感受性

 著名な解剖学者である三木成夫氏(故人)の著書『内臓のはたらきと子どものこころ』(築地書館)に出会った。
三木氏は著書の中で次のように述べている。

膀胱は直腸と共に、中身が詰ると収縮する。この感覚は、尿意便意となって意識に上がるが、幼児は、それを自分で覚えるまでに失敗を積み重ねていく。この中身の刺激による内臓筋の収縮は、内臓感覚の一方の柱をつくるが、これを素直に受け止める感受性は、この時に養われる。


尿の場合、膀胱におしっこがたまるにつれてイライラしてくる「不快」の状態があり、極限状態に達して、その後括約筋がゆるんで膀胱の緊張感がとれ、排尿する。排尿時の感覚は、人間にとって心の底から気持ち良いと感じる「快」の状態である。この「不快」から「快」への感覚を繰り返し十分味わうことが大切で、乳幼児期こそが、「本当に素直な内臓感覚の感受性が鍛えられる期間である」と三木氏は説く。

 おむつ、特に密閉性の高い紙おむつで長時間にわたって自然な排泄を覆い隠して、おしっこ・うんちが自分の体から出るのを見ることも、皮膚で感じることもできないと、排泄という生理的現象を認識することが困難になる。
自分の体に何が起こっているのか理解できないと、体が発達途上にある赤ちゃんの「内臓感受性」は健全に働きにくくなるのではないだろうか? 

また、おむつの中に排泄すると、おしっこ・うんちが出るそばから自分の体に排泄物が触れることになる。つまり、本来ならば膀胱・直腸の中身が詰って収縮する「不快」の状態から、排尿・排便という「快」への感覚を味わうところが、「不快」の状態から「新たな不快」を味わうことになってしまう。そんな状態が生後何年も続くとしたら、三木氏の理論に基づけば、それでは内臓の感受性は健全に育たないことになる。

おむつと頻尿の因果関係

 おむつをつけない状態で排泄させてみたお母さんたちは、口をそろえて、「おまるやトイレなどで排尿・排便できた時は、尿や便が一度にたくさん出ることが多い。また出た後にはとても気持ちよさそうな、ホッとしたような良い表情をする。おむつの中でする時には、そういうリアクションはない」と言う。確かに、おむつの中でする場合は、布/紙に関わらず、少量で回数多く排尿・排便する傾向がうかがわれた。おむつの中にたくさん出すと、肌の不快度も増すから、小さな赤ちゃんでもある程度、排泄量をコントロールして少しずつだそうとするのだろうか?

 いずれにせよ、おむつと頻尿の因果関係に関しては、科学的な調査研究をした訳ではないので、現時点では推察の域を超えることはできない。 しかし最近、老人介護に携わる方々から「おむつをつけっぱなしにされて寝たきりになっている高齢者が、周囲の協力で再びトイレやおまるなどで排泄できるようになると、心身の調子が劇的に改善し、寝たきりだった状態から起きて生活できるようになる人さえいる」などのエピソードをたくさん聞くにつれ、排泄のありようが人間の能力に及ぼす潜在的影響力の大きさを強く感じずにはいられない。だから赤ちゃんの排泄も、赤ちゃんの心身の発達にきっと大きな影響を及ぼしているのだと思う。

*以前、はがき道の坂田先生から、出すものは何でも気持ちいいんよ、という言葉をうかがい、確かに!と思いました。けれど、根源的な快も、育んでいくものであり、かすかな感受性がとても大切なことなのだと改めて思いました。

おむつレポート頂きました。 初めてのおむつ(犬山S・S様)

つけるだけで汚れが落ちる菌の力様様

布おむつと松の力
 オムツなし育児の存在は知りつつ、はじめての出産に、とくになーんの準備もせずのぞみ、(育児本を読むとか、買い物にいくとかをほとんどせず…)無事長男を出産。周りの友人たちからたくさんのお下がりをいただき、その中に当たり前のように布おむつとおむつカバーがあった。
  あ、やっぱり?てな具合で、ありがたく布おむつ生活の幕開けとなった。 もともと布ナプキンを使っていたので、紙ナプキンの心地悪さは感じており、子どもに年がら年中あのようなものをつけるのは…とためらいもあり、とりあえず一歳四ヶ月になる現在まで布おむつを使っている。

 私の場合は、自宅分娩だったので、最初の三週間ほどは母と祖母がオムツを洗ってくれた。 母も祖母もとくに自然派ではないけれど、自宅で出産したこともあるのか、出産がかなり自分ごとになり、すすんで協力してくれた。出産したてのころ、オムツは一切洗わず、主に母に任せっきりだったので、当時の私はオムツ洗いの大変さや、母がどうしていたのか知らなかった。ただ毎朝実家のテラスにゆらゆらと干されているオムツをみていた。

 さて、出血が多かったこともあり、体力の戻りは1ヶ月半ほどかかった。三週間をすぎるころからだんだんと、オムツ洗いを自分でするようになるのだけれど、まだ「松の力」と出会っていない私はオムツ洗いに悪戦苦闘だった。そんな中衝撃の事実が…それは母が黄ばんだオムツをさも当たり前のようにハイターにつけていたのだ。
 あのときのショックは今でも覚えている。 今思うと、それも仕方ないと思えるが、産後のこころの状態が不安定だったこともあり、かなりきれた。(洗ってもらいながらすみません) そもそも、白くなくてもいいじゃん…とかうんちも母乳だし、汚いわけじゃないとか。自分でも洗うのが大変で、なかなか落ちない黄ばみに、このままオムツ洗いつづけられるのかな…と心配になったとき思い出したのが松の力だった。 「松の力」ならなんとかなる!と思い、早速台所に使っていた松の力で洗ってみた。が、落ちない…。 うんちの黄ばみが落ちない…

 そこで鶴田さんに相談したのがちょうど1ヶ月たったころだった。そこでエコブランチ110とバイオ君を教えてもらった。 早速注文して、使用してみると、つけおきのみで、オムツがきれいになっていた。 これには私も驚き、何より嬉しかった。これならずぼらな私も続けてられそう…!と。
 だいたい半年が過ぎるくらいまではバイオ君も使っていたけれど、バイオ君(スプレータイプ)の消費が激しく、金銭的に大きかったので、途中からエコブランチ110のみのつけおきに移行。 長野の冬場は寒く、菌の繁殖が衰えたこともありそのときは多少分解力は落ちた。が、ほとんどエコブランチ110でなんとかなった。

◎初期 胎便が落ちにくい 当時は母が洗っていたがそのころは石けんを使い、漂白していた。
  →多分エコブランチ110とバイオ君でいけると思います。
◎〜四ヶ月から五ヶ月ごろまで 一日にだいたい二十回から多い時で三十回ほどオムツをかえる。うんちは一日7回くらい? バケツにうんちオムツをためておいてまとめて洗う。固体を落としてからエコブランチ110を水で薄めた液体につける。落ちたものから洗濯機で。洗濯機に使う洗剤は石けん成分のもの。
  →ただ赤ちゃんによってうんちの回数など全然違うので、あくまで我が子の場合。
◎半年ごろからはだんだんとうんちの回数が減って、一度にどばっと出すように。大分らくになりました。
◎10ヶ月ごろを過ぎるとうんちも固体になり、さらにらくに。さーとすすぐとうんちがぽろっととれるので、そのままうんちはトイレに、おむつのみゆすいで、つけおき。 すぐに洗うと落ちやすいが、その日に洗えなかったり時間が経ったりするとシミになりやすい。中にはきばみが落ちない組もでてくるがさほど気にせず、使ってます。
◎一歳四ヶ月の今は、だいたい一日10枚弱。二十回変えて洗っていた時期と比べるととーっても楽です。うんちも一日一回から二回程度。だいたい朝にするので朝洗ってしまえばあとはオシッコのおむつのみなので特につけおきも必要なし。

エコブランチ110の消費も初めの四ヶ月から半年前くらいまでは1ヶ月に一回くらいは2リットルの詰め替え用を使っていたけれど、成長とともにうんちの回数自体が減ってくるので経済的にもうんと負担が減りました☻
ともかく、つけるだけで汚れがおちるという、菌の力様様です。
そろそろおむつとれるようにトレーニング始めたいな…^_^   

沢山の洗濯もストレスを感じず心地よく・・・(岡崎市S・A様)


5歳になる長男の時から、布おむつ洗いは「松の力」と「エコブランチ110」を使用しています。
おしっこだけの場合は、赤ちゃんが0歳くらいまでは下洗いは手洗いしていましたが、
1歳頃から、アンモニアで手荒れしたりするので、洗濯機で最初から下洗いもしてしまいます。

ウンチは、さっと汚れを落とし、エコブランチ110を20cc程度加えたぬるま湯に一晩つけてから洗濯機で洗います。つける時間が短いと効果が薄い場合もあり、黄色いしみが気になったり急いでいる場合は、廃油石鹸で下洗いをすると、松の力の洗濯だけでもよく落ちます。

洗濯量がとにかく増え、洗濯機を回す回数も増えるので、川や海に負荷がかからないことで、ストレスを感じず、心地よく使えます。  

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